VC PTN 2503836 [ 20070708] by 博多の女・・・やっちの東京日記。
博多を離れてもう6年・・・東京で働く独身女性の日記。
トンチャンにしよ
2007年07月08日 (日) | 編集 |
越前のホルモン
越前のホルモン

私は父がとても上品な人だったので(笑)
この手の料理は大得意です。
子供の頃モツ鍋は知りませんでした。
父がよく作っていたのは「トンチャン」なるもの。

父は中学を卒業後すぐに炭鉱で働いていたので、
韓国の人とも一緒に働いていたみたい。
だからこの手の味付けは父譲りの私。
労働者の味で、力がモリモリ沸いてきそう〜

子供の頃いつも「トンチャンばしようか」と言うと
まずお肉屋さんへ・・・車でどこだったか
商店街の中の一軒だったけど・・へホルモンを買いに行く。

そこでたくさんナマのモツを買う。
なんで、わざわざナマのと書いたかというと
東京ではナマのモツはあまり売っていないから・・・

あと、豚の足。食べやすく切ってなんかいない
長さ20センチくらいあるやつ。
あの爪のついた豚足。ゆでてあるが味は付いていない。
これも必ず買う。当時1本70円くらいだった。
福岡ではそれを塩味で焼いて食べる。

福岡の方に・・・東京ではゆでたのが冷たいまま
辛い韓国風の味噌と一緒に出てくる。
東京に来たとき豚足が冷たいのにびっくりした。

ホルモンの下ごしらえは、
味付けの上手な店で買っているなら必要ないが、
父は買ってすぐに野菜を一緒に漬け込んでいた。
キャベツ、玉ねぎ、ピーマン。

もし、味付けがしていない場合は自分でも出来る。
味噌、醤油、おろしたにんにく、砂糖、みりん。
どうしても忘れてはいけないのはごま油
これが入ると韓国風になる。

夕方、ランニングシャツ姿の父が家族を前にして焼いてくれる。
我が家では必ずジンギスカン鍋で焼いた。
ホルモンの油が飛んでくるのをよけながら食べる。
父はビールを飲みながら新聞紙を巻いた
(豚足は脂が多いので手がベタベタになるから新聞紙は必須)
豚足をかじりながら、私達に肉を焼いてくれる。

冬は博多は水炊きがよく出る。
ホルモンは暑いとき。スタミナ補給には一番!
にんにくとごま油の臭いが部屋に充満するので
冬にはおすすめ出来ない。冬ならモツ鍋の方がいい。

越前のホルモンはヤフーショッピングで見つけた。
500gのホルモンが3袋と朝鮮漬け、それにたれのセット。
これで2980円送料不要のセット。
「みそ味お試しセット」だったかな・・・
買ってみたい方はこちらで福田商店のサイトへどうぞ
http://www.horumon.jp/

東京で1.5kgもナマの味付けホルモン買ったら
それだけで3000円では買えないし、
タレもキムチも付いてくる。こりゃ安い。

今夜トンチャンにしたら・・・にんにくで明日会社でヒンシュクだけど
スタミナ補給の為にも、貧血対策にも(今月入院したけんね)
今夜は父を偲んでトンチャンにしようと思う。
トンチャン・・・それは父が癌で亡くなる前、
一番食べたがった味だった。

お父さん、今夜は私がトンチャン作るよ・・・